魚を増やそうシンポジウム(H29.10.14)

本日(10月14日)、比企川づくり協議会主催の「魚を増やそうシンポジウム」に当会からも参加しました。講師の丸山隆様から多岐にわたる話、

 

「多摩川での江戸前アユ復活事業の背景と成果、ならびに今後の課題」・・「都幾川と越辺川の川魚と生息環境と問題点、改善策の提案」などをうかがいました。
埼玉県でも魚道設置事業が進んでいますが、その管理が今後の課題となります。
多摩川での江戸前アユの復元事業は行政主導で行われ、漁協との信頼関係のなかで成果が得られたとのこと。魚道の管理は、多摩川水系の魚道管理機関があつまって連絡会をつくり、その事務局は国土交通省京浜河川事務所と東京都産業労働局農林水産部)で行い、ガイドラインをまとめて水系全体で統一した維持管に取り組んでいるとのことです。さて、埼玉県では・・・

かわはく・荒川20年(H29.10.13)

 

本日(10月13日)、かわはく「埼玉県立川の博物館」に行ってきました。何年ぶりかのことか?

というのは、かわはく開設20年を迎えての「企画展」で、私たち(NPO法人荒川流域ネットワーク)と荒川流域の環境団体等で20数年続けている「荒川流域一斉水質調査」のマップを展示したいとの依頼があり、資料を提供した経緯があったからです。ほんの一部ですが博物館で展示され、私たち市民活動を評価いただき、今後の活動の励みになりました。学芸員の藤田宏之様に感謝申し上げます。

「高麗川アユ漁に挑戦しよう」無事終了(H29.8.19)

連日続く雨降りで高麗川が増水状態となり、イベントの主催者としては、「安全」を第一とし、参加予定のみなさまに、「水量が多く川に入れないかもしれない。」との事前連絡をして当日(8月19日)を迎えました。

当日も朝から雨降り。スタッフは現地に8時集合。9:30開始のころには雨があがり、参加者がぽちぽち見えました。36人(スタッフ15人、大人10人、こども11人)

鈴木代表のあいさつ、山本 さんの安全管理ついての話、金澤さんのイベントについての話を聞いて、幸いにして、水量が多いけれど川に入ることができて、地曳網体験を開始できました。「投網」や「流され体験」も行うことができました。小さなお子さんのためのお菓子を使っての投網体験も人気です。

金澤さんのミニ水族館での魚の話は、何回聞いても面白いです。子どもたちは聞き入っていました。

 

【捕った魚類 】アユ、カワムツ(国内外来種)、オイカワ(ヤマベ、アカンバラ)ウグイ(減少)、カジカ、ジュズカケハゼ(ムサシノジュズカケハゼ)、ヨシノボリ、ギバチ、シマドジョウ、ミナミヌマエビ、スジエビ、ヤゴ(5種)

昼頃には暑さが絶頂になり、かき氷をおいしくいただき、養殖アユや自然アユを味わいました。捕った    魚もフライにして食べてみました。

無事にイベントができて、ほんとうによかったです。いつもいつも、開始まで悩みや不安のつきない「川のイベント」です。でも、魅力多い体験の場を子どもたちに提供していくために、来年もまた企画していきたいと思います。

「高麗川アユ漁に挑戦しよう」楽しく終了(H29.8.11)

近日のお天気から、実施が危ぶまれていた本日(8月11日)の都幾川でのイベントは71人(大人45人、こども26人)もの参加で無事に楽しくおだやかに行うことができました。 まず鈴木会長からあいさつ、山本さんから安全について、金澤さんから本日の活動について説明をして、大人も子どもも川へ入って、地曳網体験。二瀬橋の上から見ると何ともいえないすてきな光景です。川体験の後は捕った魚について金澤さんから説明をしていただきました。子どもたちのキラキラした表情が印象的です。

ちょっと落ち着いてから、養殖アユと天然アユの食べ比べ。捕った魚のから揚げもおいしくいただきました。ふるえながらのかき氷もやっぱりおいしかった?そして、お菓子をシートに広げての投網体験は長蛇の列になりました。

《捕れた魚》コクチバス(外来)、オイカワ、ウグイ、カ ワムツ(国内外来)、ジュズカケハゼ、ニゴイ、アブラハヤ、シマドジョウ、ウスガエルのオタマジャクシ(外来)、カワヌマエビ(外来)、ミズカマキリ 

標識アユの放流(H29.4.30)

平成29年4月30日9時~12時、菅間堰魚道下流で標識アユを放流しました。85人と多くの参加者があり、5,079匹のアブラびれを切除した標識アユを魚道下に放流しました。放流後、最下段のプールにとどまっていたアユは、体力の回復とともに、一匹、また、一匹と元気に遡上していきました。これらの標識アユの遡上状況についても追跡調査を実施していく予定です。

標識アユ放流