第22回荒川流域再生シンポジウム

3月17日(土)、国立女性教育会館において、22回目の荒川流域再生シンポジウムを開催しました。参加者は48人。会場には10代の大学生、20代の青年、30代女性の姿が見られ心強く感じました。予定通り、金澤光様から「標識アユの遡上調査と菅間堰魚道に対する管理作業について」、原田信さんから「飯盛川での自然河川復活への取り組みについて」、そして、育てる会の国峯修さん、熊谷の環境を考える連絡協議会の町田直昭さん、かわごえ環境ネットの小瀬博之さんから、活動報告がされました。東松山農林振興センターからは越辺川の魚道設置の取り組み経過について報告がされました。

みずかけ“サ”論では、魚道の管理について、行政・市民・漁協をはじめとする関係者の連携について、各地の例などを参考に意見交換が行われ、内容の深い議論の場となりました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。(宮崎記)

   

川の国応援団 鈴木代表 情報提供(H30.2.20)

本日(2月20日)、川の国応援団 西部及び東松山環境管理事務所管内会議において、当会の鈴木勝行代表が「西部・東松山地区の河川の遡上環境改善への取り組み」について報告を行いました。地道な調査に基づく報告です。川の環境活動団体や各市町村、埼玉県の職員の方々に聞いていただくことができました。

各団体からも地域性を感じる楽しい報告がされました。昨今は学校、自治会、企業など多様な団体がごみ拾い、川遊び、観察などに取り組んでいて、河川環境への関心が広がってきたことを感じました。(宮﨑記)

荒川流域一斉水質調査振り返りの会(H29.11.8)

11月8日(水)、荒川流域一斉水質調査振り返りの会を行いました。(開場:日高市生涯学習センター)当会以外から6団体の方が参加くださいました。全国一斉水質調査をまとめているみずとみどり研究会の佐山公一さんからあいさつをいただき、続いて当会の渡邉勇さんから、2017年度マップ、Googleマップの見方使いかたについて説明がありました。その後、活発に質問・意見交換等がされました。

・行政はBOD、市民はCODパックテストを行っているが、その 相関関係について。
・測定が「>8」の場合の対応について。
・水温測定の必要性について。
・下水処理施設の排水について。…
・記録内容について(水量、位置の表示の仕方)
・水質調査の活用と成果について。
・水質調査を長年続けることの意義について。
・子どもたちと一緒にするやりがいについて。
など、今後も続けていく「励み」になる議論がされました。

魚を増やそうシンポジウム(H29.10.14)

本日(10月14日)、比企川づくり協議会主催の「魚を増やそうシンポジウム」に当会からも参加しました。講師の丸山隆様から多岐にわたる話、

 

「多摩川での江戸前アユ復活事業の背景と成果、ならびに今後の課題」・・「都幾川と越辺川の川魚と生息環境と問題点、改善策の提案」などをうかがいました。
埼玉県でも魚道設置事業が進んでいますが、その管理が今後の課題となります。
多摩川での江戸前アユの復元事業は行政主導で行われ、漁協との信頼関係のなかで成果が得られたとのこと。魚道の管理は、多摩川水系の魚道管理機関があつまって連絡会をつくり、その事務局は国土交通省京浜河川事務所と東京都産業労働局農林水産部)で行い、ガイドラインをまとめて水系全体で統一した維持管に取り組んでいるとのことです。さて、埼玉県では・・・