2019年度荒川流域一斉水質調査の結果と2020年度調査の進め方

NPO法人荒川流域ネットワーク理事
渡邉 勇、大熊 勝

2019年度荒川流域一斉水質調査の結果について

2019年度の荒川流域一斉水質調査は2019年6月2日前後で、参加団体は27団体、3大学、1個人の協力により260調査地点について実施されました。ご協力ありがとうございました。

荒川流域一斉水質調査の結果は、「荒川流域一斉水質調査マップ2019」及び「2019年度 荒川流域一斉水質調査結果表(6月2日)」をご覧ください。これらは「2019年荒川流域一斉水質調査結果がまとまりました」ページで公開しています。

特に、2019年度は2017、2018年度に比較してCOD0~3mg/L未満の比率が57.3%と大変高い結果を示しました。これは水質調査日の直前に雨が多いため雨水による希釈によるものか又は水質がきれいになったのかは、今後の推移を見守りましょう。

2020年度調査の進め方について

荒川流域ネットワークの担当が「みずとみどりの研究会」と相談しました結果、2020 年度からは、 次のように実施することとなりました。

①荒川流域ネットワーク担当が水質調査参加各団体の必要数をまとめて「みずとみどり研究会」に一括して連絡をします。
②試薬は各団体に「みずとみどり研究会」から直接おくります。
③調査データは荒川流域ネットワークで取りまとめて「みずとみどり研究会」に送ります。
④荒川流域ネットワーク所有のEC メーターは各団体に貸与して、測定時に校正をしていただきます。その為の校正液ならびに校正方法は書面ならびに必要であれば口頭にて説明します。
⑤水質マップの作成は継続します。
⑥グーグルマップ上の「時系列グラフ付水質マップ」も継続します。

以上です。