アユ漁体験と魚とり㏌都幾川

8月11日、都幾川二瀬橋でのアユ漁体験と魚とり。からから天気が続きで水量不足が心配され、直近では豪雨で増水が心配される中、程よい水量で無事にイベントを実行できました。猛暑の中、ご参加くださった皆様(43名)、スタッフの皆様(22名)ありがとうございました。メインの地引網からスタートし、続いて魚とり、地引網体験を楽しんでいただけたと思います。アユを捕獲することはできなかったけれど、たくさんのオイカワを捕ることができました。事前に要した都幾川産のアユの塩焼き、捕った魚の唐揚げ、テナガエビの唐揚げをいただきおいしいイベントでもありました。

【捕った魚】オイカワ、ジュズカケハゼ、ドジョウ、ギンブナ、カワリヌマエビ、
【おまけ】カジカガエル、告知バス、アメリカザリガニ、ウシガエル

2023 年荒川流域一斉水質調査

2023年6月4日、全国一斉水質調査に合わせて、28回目の荒川流域一斉水質調査を行いました。(武州入間川PJの助成を受けています。)調査前数日の降雨の増水にって、延期となったところもあるかと思われます。

鶴ヶ島・坂戸市内を流れる飯盛川・東大谷川・西大谷川31地点では、無事に実施することができました。降雨により浄化されて、全般的に例年より数値が低くなっています。20年前、10年前と比較すると、水質は下水道の整備などによりかなり改善されています。

地域の生活の場を流れる河川の水源ですら知らない状況のなか、河川を身近に引き寄せる一つの方法として水質調査をはじめましたが、28年間、たくさんの方々の協力で水質調査を実施することができました。その目的は徐々に達成されてきたと思います。(宮﨑)

飯盛川 石井水処理センター排水口
飯盛川 荻野2号橋
富士見市民センターにて測定

標識アユ放流㏌長楽堰

 5月10日、都幾川❬川島町❭長楽堰で2878尾❬10kg❭の標識アユを放流しました。このアユは相模川で中間育成されたもので、埼玉西部漁協から譲っていただきました。
比企自然学校の4人のみなさんの協力をいただき13人で作業をしました。
長楽堰に流れは全くなく、堰の下流
には水たまり程度の水しかありません。アユの遡上が望めないので、やむなく長楽堰の上流で放流。長楽堰の手作りの仮設魚道の遡上効果を調査の目的としていましたが、その目的の達成が不可能となり、残念ですがやむを得ません。
長楽堰から上流の遡上調査を行うことになります。天候に恵まれて楽しく作業がてきたのが何よりでした。
アブラヒレの切除されたアユを見た、採った方は連絡をいただきたくお願いします。

第26回荒川流域再生シンポジウムを開催しました。

                            
3月19日(日)、第26回荒川流域再生シンポジウム「気候変動の中での河川環境改善の取り組み」を入間市民活動センターとオンラインで行いました。
4つの活動報告
①2022年度標識アユの遡上調査と魚捕りイベント(金澤光さん/埼玉県魚類研究会)
②長楽堰での遡上環境改善作業について(山本悦男さん/当会会員)
③鶴ヶ島市における水環境についての冊子作成と湧水・水路映像の公開(柏木美之さん/つるがしま情報連絡会)
④2022年度一斉水質調査と全国一斉水質調査の今後に(渡邉勇さん/当会理事)
は当会の1年間の活動と鶴ヶ島における活動の報告となりますが、改めて、2023年度も頑張りたいとの意思の共有の場でもありました。
これらの報告については動画公開ページでご覧いただけます。
水かけサロンでの自由討論からは、温暖化の進む中、「湧水での水温調査」など次のステップへのアドバイスをいただきました。参加者は少なめでしたが、充実したシンポジウムができたと思います。次回は対面で大勢の方々と集えることを願いつつ終了しました。

アユ漁体験と魚とり㏌都幾川

 10月9日、4回目のアユ漁体験と魚とりを都幾川二瀬橋において実施しました。2日間の降雨が続き水量が増え流れも速く、子どもたちが水の中で思い切り体験できる状況ではありませんでした。残念ながら地曳網は大人が頑張って子どもたちは見学。投網体験も無理。河原にシートを敷いて、シート状に広げたお菓子を相手に投網体験をしました。子どもたちにけっこう人気でした。
 高麗川で捕っアユ100匹をHMさんAMさんから提供いただき、炭火で焼きみんなでおいしくいただきました。
 長年、ご支援くださっているサイサン環境保全基金の方々が視察くださり、ほんとうにありがとうございました。
 また、お天気に恵まれない状況のなかで参加してくださっみなさんから「来年もぜひ参加した」との声をいただき励まされました。