第24回荒川流域一斉水質調査

6月3日、荒川流域一斉水質調査は24回目を迎えました。20数団体が一斉に荒川本流・支流の水質調査を実施しました 。

鶴ヶ島グループは鶴ヶ島市・坂戸市を流れる飯盛川・大谷川の31地点で採水し富士見市民センターに持ち寄ってCODとECを調査しました。概ね例年通りの結果となっていましたが、今回、特に数値が高くなっていたのはハーモニー脇の飯盛川です。上流の池尻池がかなり汚れていたのでその影響かもしれません。石井水処理センターの排水はCOD16で、基準値内ではあるけれど高めでした。飯盛川は水量が少なく臭いがあり汚れも目立ちました。
「経年と比較すると大きな動きはなく、このことからパックテストの精度は高いのではないか」との統計データの専門家のSさんの話です。20数年、荒川流域で300に及ぶ地点で調査を続けてきた環境団体の参加協力感謝いたします。
画像は
*富士見市民センターにおけるパックテストの様子
*石井水処理センターの排水溝

第23回総会開催

5月20日、当会創設から23回目の総会を行いました。

1995年に「あなたの家も水源地」をテーマに22年間流域の約300か所で一斉水質調査を行い、流域の関係団体や自治体等に情報を発信してきました

。この22年間で入間川でのCODの平均数値は1/2~1/3と下がってきています。
2009年からは、入間川・越辺川水系のアユの遡上改善についての意見を埼玉県に提出するとともに、取水堰等の遡上環境調査を行ってきました。私たちの提案と調査結果を受けて、県は
入間川の8箇所取水堰等に魚道を設置し、現在、越辺川の遡上環境を改善するする事業に取り組んでいます。

東京ガス「森里海つなぐプロジェクト」から寄付をいただきました。

公益社団法人フィランソロピー協会をとおして、東京ガスグループが実施する「森里海つなぐプロジェクト」から2018年度の活動に対して寄付をいただきました。「里川の生き物を知り、里川を味わう」をテーマ都幾川、高麗川、越辺川の3ヶ所での魚捕りイベントに活用させていただきます。今夏もお子さんから高齢者まで多世代で川のイベントを楽しみましょう。

東京ガスグループのホームページ「森里海プロジェクト」で紹介されています。

http://www.tokyo-gas.co.jp/env/tsunagu/donation/

入間川水系への自然遡上アユ復活事業

稚アユに標識を付け入間川に放流します。

魚道の効果調査のため、アブラビレを切除する作業を実施します。

今年度は、主に狭山市域に設置された魚道の効果調査を行うため、川越市上流で標識作業を行い、入間川に放流します。その後、越辺川の出丸堰下流でも一部放流する予定です。現地での標識作業に多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

実施日:2018年4月30日(月)

集合時間◆  9:00

集合場所◆上戸運動公園

持ち物◆長靴、あれば胴長。昼食はご持参ください。

小雨決行◆カッパをご用意ください。

作業時間◆約3時間

連絡先◆090-7804-5722(鈴木)

(この事業は公益財団法人サイサン環境保全基金から助成を受けています)