荒川流域一斉水質調査

6月2日(日)、環境団体(28団体)大学(2)、個人の協力のもと荒川流域で概ね250ケ所で一斉水質調査(COD、EC)を行いました。連日の晴れ続きで河川の水量は少なめで結果が気になりましたが、私の関わっている鶴ヶ島市・坂戸市を流れる大谷川や飯盛川は例年並みか例年より低めの数値でした。

1995年、当会創設から続けている水質調査は25回目となりました。昨年度、24年分のデータのデジタル化、経年変化を公開をしました。25年間関わってくださった団体・個人のみなさんへの責任が果たせたような気持ちです。高齢化により水質調査が不可能となった箇所は、別の団体が引き継いでいます。こうして25年間続けてきた活動を大切にしていきたいと思います。なお、当事業は武州・入間川プロジェクトの助成を受けています。(宮﨑記)

第25回総会開催

5月18日、当会創設から25回目の総会を日高市生涯学習センターにておこないました。2018年度事業報告・活動計算書、2019年度事業計画(案)・収支予算(案)、役員改選(案)を審議、承認しました。2019年度もこれまでの活動を継続、流域一斉水質調査、魚とり川遊びイベント、遡上調査、クリーンエイド活動・・・に取り組んでいきます。みなさまの参加をお待ちしています。

総会終了後、流域一斉水質調査(6月2日)に向けて、パックテストとECメーターを協力参加の各団体にお渡ししました。本年もよろしくお願いいたします。

標識アユを入間川・越辺川に放流

5月17日、稚アユ確保ができないために延期していた標識アユの放流を入間川広瀬橋下流にて行いました。いまだに稚アユの確保が困難のため群馬県から養殖アユを入手しての作業でした。人手が心配されましたが、スタッフを含め20名ほどの協力でお昼過ぎには作業を終えることができました。入間川では概ね2000匹放流した後、越辺川に1000匹放流しました。
養殖のアユは、姿は大きいけれど、動きがゆったりで、自然の中でどのように生きのびていくのか?興味や心配やらで作業を終えました。

稚アユに標識を付け、入間川・越辺川に放流します

昨年の入間川の魚道効果調査では、多くの標識アユは上奥富堰の下流で止まっていることを確認しました。そこで、今年は、上奥富堰上流の遡上調査のため、田島屋堰で標識作業を行い、入間川の放流します。一部の標識アユは越辺川の出丸堰に搬送し、魚道下流に放流します。

  • 実施日◆2019年4月28日(日)                        (稚アユが確保できない場合は延期することも                     あります。)
  • 集合時間◆9:00
  • 集合場所◆広瀬橋下流
  • 持ち物◆長靴、あれば胴長、昼食は持参してください。
  • 小雨決行
  • 作業時間◆約3時間(人数により延びる場合もあります)
  • この事業は(公)サイサン環境保全基金お助成を受けています。

19年4/28放流チラシ

菅間堰遡上補助施設設置作業を行ました。

3月29日に菅間堰魚道の最下部の入口の落差を解消するための遡上補助施設を設置しました。
4月初旬には一番遡上のアユが到着すると思われますので、遡上効果が上がることを期待したいと思います。
5月いっぱいまで設置しておく予定です。