魚を増やそうシンポジウム(H29.10.14)

本日(10月14日)、比企川づくり協議会主催の「魚を増やそうシンポジウム」に当会からも参加しました。講師の丸山隆様から多岐にわたる話、

 

「多摩川での江戸前アユ復活事業の背景と成果、ならびに今後の課題」・・「都幾川と越辺川の川魚と生息環境と問題点、改善策の提案」などをうかがいました。
埼玉県でも魚道設置事業が進んでいますが、その管理が今後の課題となります。
多摩川での江戸前アユの復元事業は行政主導で行われ、漁協との信頼関係のなかで成果が得られたとのこと。魚道の管理は、多摩川水系の魚道管理機関があつまって連絡会をつくり、その事務局は国土交通省京浜河川事務所と東京都産業労働局農林水産部)で行い、ガイドラインをまとめて水系全体で統一した維持管に取り組んでいるとのことです。さて、埼玉県では・・・

標識アユの放流(H29.4.30)

平成29年4月30日9時~12時、菅間堰魚道下流で標識アユを放流しました。85人と多くの参加者があり、5,079匹のアブラびれを切除した標識アユを魚道下に放流しました。放流後、最下段のプールにとどまっていたアユは、体力の回復とともに、一匹、また、一匹と元気に遡上していきました。これらの標識アユの遡上状況についても追跡調査を実施していく予定です。

標識アユ放流