シンポジウム開催中止に伴う発表資料の公開

3月22日に開催を予定していました第24回荒川流域再生シンポジウムは、新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるため、残念ながら中止することにいたしました。

今回のシンポジウムでは「河川の自然再生と自然災害」をテーマに報告を予定していました。埼玉県の県土整備部から台風19号の被害状況について貴重なデータをいただきましたので、他の発表予定データとともにホームページ上で公開することにしました。ご活用いただければ幸いです。

公開資料は以下の通りです。

被害報告及び活動報告

2019年度標識アユの遡上調査結果について
資料名:天然アユ再生に向けた遡上環境改善活動と遡上環境調査及びアユ漁文化を継承する体験イベントの開催
鈴木 勝行(NPO法人荒川流域ネットワーク代表理事)
資料名:2019年度入間川水系アユ遡上調査報告書概要
金澤 光(埼玉県魚類研究会)
台風19号による魚道周辺の河川環境変化について
(資料名:大洪水とアユ生息環境および魚道機能関係の調査)
浅井 敬三(NPO法人荒川流域ネットワーク理事)
菅間堰と浅間堰での遡上環境改善作業について
山本 悦男(NPO法人荒川流域ネットワーク会員)
令和元年東日本台風による入間川水系等の被災状況について
鈴木 勝浩(埼玉県県土整備部河川砂防課)
2019年度荒川流域一斉水質調査の結果と2020年度調査の進め方
渡邉 勇(NPO法人荒川流域ネットワーク理事)
大熊 勝(NPO法人荒川流域ネットワーク理事)

これらの報告について、ご質問やご意見がございましたら、 お問い合わせ からお願いいたします。

NPO法人荒川流域ネットワーク
代表理事 鈴木勝行

(注)アンダーライン付文字列は、他の文書や他のページへのリンクです。

2019年度荒川流域一斉水質調査の結果と2020年度調査の進め方

NPO法人荒川流域ネットワーク理事
渡邉 勇、大熊 勝

2019年度荒川流域一斉水質調査の結果について

2019年度の荒川流域一斉水質調査は2019年6月2日前後で、参加団体は27団体、3大学、1個人の協力により260調査地点について実施されました。ご協力ありがとうございました。

荒川流域一斉水質調査の結果は、「荒川流域一斉水質調査マップ2019」及び「2019年度 荒川流域一斉水質調査結果表(6月2日)」をご覧ください。これらは「2019年荒川流域一斉水質調査結果がまとまりました」ページで公開しています。

特に、2019年度は2017、2018年度に比較してCOD0~3mg/L未満の比率が57.3%と大変高い結果を示しました。これは水質調査日の直前に雨が多いため雨水による希釈によるものか又は水質がきれいになったのかは、今後の推移を見守りましょう。

2020年度調査の進め方について

荒川流域ネットワークの担当が「みずとみどりの研究会」と相談しました結果、2020 年度からは、 次のように実施することとなりました。

①荒川流域ネットワーク担当が水質調査参加各団体の必要数をまとめて「みずとみどり研究会」に一括して連絡をします。
②試薬は各団体に「みずとみどり研究会」から直接おくります。
③調査データは荒川流域ネットワークで取りまとめて「みずとみどり研究会」に送ります。
④荒川流域ネットワーク所有のEC メーターは各団体に貸与して、測定時に校正をしていただきます。その為の校正液ならびに校正方法は書面ならびに必要であれば口頭にて説明します。
⑤水質マップの作成は継続します。
⑥グーグルマップ上の「時系列グラフ付水質マップ」も継続します。

以上です。

荒川流域再生シンポジウム中止のお知らせ

荒川流域再生シンポジウム開催に向けて準備を進めて参りましたが、新型コロナウイルスの流行で、残念ながら開催を中止にすることにいたしました。参加を予定されていた方には、申し訳ありません。

シンポジウムでご報告を予定していましたデータ等は、後日当ホームページで公表いたしますので、ご覧いただければ幸いです。

皆様におかれましては、くれぐれも体調管理に留意され、お元気でお過ごしください。

2019年荒川流域一斉水質調査結果がまとまりました

2019年6月2日に行われました荒川流域一斉水質調査の結果がまとまりました。詳細は、次のマップおよび結果表の画像をクリックしてご覧ください。

2019.6.2荒川水質マップ_s2のサムネイル
2019.6.2荒川水質マップ
2019.6.2荒川水質データのサムネイル
2019.6.2荒川水質データ

時系列グラフ付水質調査マップアプリ

Googleマップと時系列グラフを使った水質調査結果表示アプリのデータも更新しました。以下をご参照ください。

過去の報告書

2018年以前の報告書については、「荒川流域一斉水質調査報告書の一覧」をご参照ください。

2019年荒川流域一斉水質調査結果の暫定公開

2019年6月2日に行われました荒川流域一斉水質調査の結果がまとまりましたので、ご協力いただきました団体・個人様向けに、結果報告の案を暫定的に公開いたします。

各自ご担当いただきました調査地点の表示場所と表記データをご確認いただき、何かお気づきの点がありましたら、当サイトの「お問合せ」を使ってお知らせいただけるとありがたいです。まことに勝手ながら、ご意見は9月25日(水)までにお願いいたします。皆さまのご意見をもとに修正を加えて、10月に正式公開したいと考えております。

(1) 結果報告書の案

詳細は、次のマップおよび結果表の画像をクリックしてご覧ください。

2019年水質マップ(案)
2019年水質マップ(案)
2019.6.2荒川水質データ.tのサムネイル
2019年水質結果表(案)

(2) Googleマップと時系列グラフ

スマホやパソコンの画面上で調査地点の地図位置とデータの時系列変化を確認できるアプリも用意しています。以下のURLにアクセスしてください。

https://app.arakawa-ryuiki.net/wq.t/

使い方はアプリ上の「?」タブをクリックして表示されるヘルプをご覧下さい。
このアプリの概要については「時系列グラフ付水質調査マップについて」の記事をご参照ください。なお、この記事内アプリのURLはまだ2018年用ですので、ご注意下さい。

こちらのアプリを使いますと、調査団体ごとの調査地点データだけを見ることもできます。地図表示の拡大・縮小が使えますので、場所の確認も容易です。また、今年のデータを過去のデータと比較できますので、データチェックにも役立つのではないかと思います。ご活用ください。

マップ上の場所の緯度経度取得 (2019.9.18に追加)

(スマホ・パソコンの場合) 上記アプリの地点情報タブ画面では、地図中央に赤字の「+」マークが表示されています。目的地点がこのマークと重なるように地図をドラッグし、「+位置の緯度経度取得」ボタンを押します。この地点の緯度・経度がボタンの右に表示されます。この数値を長押しして選択すれば(パソコンではドラッグして選択すれば)、緯度・経度の数値をコピーすることができます。

(パソコンの場合) 上記アプリの地図画面で、Ctrlキーを押すとカーソルが十字マークになります。この状態で地図上の位置をクリックすると、その位置の緯度・経度の数値が表示されます。マウスでドラッグして選択し、右ボタンメニューで「コピー」を選べば、緯度・経度の数値をコピーできます。

なお、緯度経度の度分秒表記への変換には、https://www.motohasi.net/GPS/PosConv.php という便利なサイトがあります。